
Googleスプレッドシートには、Wordような文書作成ソフトに存在する「行間(行と行の間隔)」を調整する機能はありません。この記事では、「行の高さ」や「改行コードの文字サイズ」を使って見栄えを調整する方法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
行の「高さ」と「配置」で行間を調整する
行の高さを広げて上下の余白を増やす

セル内改行をした行の見た目の行間を調整したい場合は、行の高さを手動で広げます。高さを調整したい行の下の境界線をドラッグするか、数値を指定してください。
詳しい解説は「行・列の幅を揃える方法」をご覧ください。
改行後のテキストをセル中央に配置する

行間を広げたセルのテキストは、初期設定では下に寄っています。
メニューバーの「垂直方向の配置」→「中央」をクリックし、テキストを上下中央に揃えることで、余白が均等になり、見栄えが良くなります。
改行の文字サイズで行間を調整する
行間を広げる

段落と段落の間に改行(Ctrl + Enter )を入れることで、行間を広げます。
行間を詰める

改行を入れた段落にスペース( )を入力し、文字サイズを小さくすることで行間を詰めます。
テキストボックスで行間を調整する

行間を調整する手順
- メニューバーの「挿入」→「図形描画」を開き、「テキストボックス」を挿入してテキストを入力します。
- テキストを選択した状態で、「もっと見る(
⋮)」をクリックします。 - 「行間隔」から、1.5行など任意の行間隔を選択します。
- カスタムの行間隔を数値で指定することも可能です。
- 右上の「保存して終了」をクリックすると、スプレッドシート上に挿入されます。