Googleスプレッドシートで月ごと・週ごとに集計する方法

Googleスプレッドシートにおける月単位のデータ集計について、ピボットテーブルで集計する方法と、SUMIF関数で集計する方法の2つをご紹介します。日付を週単位で集計する方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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月単位で集計する方法

データを月ごとに集計する2つの方法をご紹介します。ピボットテーブルの場合は数式を組まずに簡単に集計が可能で、関数を使う場合は範囲の更新などの手間が省けます。

ピボットテーブルで月単位の集計をする方法

スプレッドシートで月ごとの集計をする方法

まず表の範囲を選択し、挿入タブから新しいシートにピボットテーブルを作成します。ピボットテーブル作成の詳しい手順については、ピボットテーブルの使い方 をご参照ください。

次にエディタから、行に日付を追加します。値には集計する数値項目を追加しましょう。

スプレッドシートで月ごとの集計をする方法

テーブルデータが作成できたら、日付のセルの上で右クリックします。

最後に「ピボット日付グループを作成」から「月」を選択すると、値を月ごとに集計できました。

関数で月単位の集計をする方法

スプレッドシートで月ごとの集計をする方法

まずTEXT関数で年月日から日を除き、年度と月だけを抽出します。

表示形式には4桁の年と2桁の月を表す “yyyy/mm” を指定してください。 スラッシュ(/)は区切り記号として入力しているだけなので、特になくても問題ありません。

TEXT関数の構成要素:(数値, 表示形式)

スプレッドシートで月ごとの集計をする方法

年度と月を抽出できたら、あとはSUMIF関数で同じ年月を合計するだけです。

SUMIF関数の条件に「年月」を指定すれば、合計範囲から月単位の集計が求められます。なお範囲については数式をコピーできるように固定しておきましょう。

特定の行以降の列全体を指定する方法については、 範囲の指定方法 をご参照ください。

SUMIF関数の構成要素:(条件範囲, 条件, [合計範囲])

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週単位で集計する方法

スプレッドシートで週ごとの集計をする方法

WEEKNUM関数は指定した日付が、1月1日から数えて何週間目に当たるかを数値で返します。

種類とは、何曜日を週の最初として数えるかです。種類を省略または 1 を指定すると、日曜日を週の最初として 日曜~土曜日 までを1週間として数えます。

今回は種類に 2 を指定し、月曜~日曜日までを1週間として数えてみましょう。

WEEKNUM関数の構成要素:(日付, [種類])
[1= 日曜日、2= 月曜日、12=火曜日、13=水曜日、14=木曜日、15=金曜日、16=土曜日]

スプレッドシートで週ごとの集計をする方法

月単位の週数を求める場合は、年単位の週数から月初日の週数を減算し、1 を加算します。

まず、日付の先頭に月初日を追加してください。次にWEEKNUM(日付,2)-WEEKNUM(月初日,2)+1 を入力します。月初日については、[F4]キーで固定してください。

オートフィルで数式をコピーしても固定した減算値は一定なので、月の週数が求められます。

スプレッドシートで週ごとの集計をする方法

月単位の週数が求められたら、後はSUMIF関数で同じ週数を合計するだけです。

SUMIF関数の条件に「週数」を指定すれば、合計範囲から週数が一致する値だけを求められます。なお範囲については数式をコピーできるように固定しておきましょう。

SUMIF関数の構成要素:(条件範囲, 条件, [合計範囲])

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